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昆布が刺身になりにけり

川口佐和子

日本人は刺身好きが多いし、刺身という言葉に弱いですよね
「刺身こんにゃく」とか「竹の子の刺身」とか・・・

刺身好きの極めつけはなんと言っても
「おさしみ昆布」?????
 
 おさしみこんぶ.JPG 板状こんぶ.JPG
 <シンプルすぎるパッケージ>  <海苔のような昆布> 

「こんぶの刺身」かと思って買ったら、どうも雰囲気が違うんです。
バリバリに乾燥しており、そのままで食べると海くさいだけで、固くて味も素っ気もありません。
裏を見ると2〜3分茹でて食べると書いてあります。

茹でたら「刺身」とちゃうやんか!!
てなことをブツブツ言いつつ、指示どおりに熱湯の中へ・・・

こんぶゆで.JPG
  <最初は少しアクのような泡がでます>

ゆだったら水洗いをします。
この時点で食べても、???な味です。
こんぶ特有の「ぬめりけ」も無いし、昆布っぽい味もしません。
残ったゆで汁も、出汁(だし)は出ていないし・・・

ウオォォォォ・・・ダマされた と一瞬思ってしまいました。

まあとにかく食べよ!
ってなことで食べ方説明を見ると
わさび醤油やしょうが醤油で食べると美味しいと書いてあります。

今回はポン酢をかけてみました。

           こんぶゆであがり.JPG
              <刺身?>

おおっ! 結構好きですよ〜この味と食感
油との相性が良さそうなので豚肉と一緒に炒めたり、ぬるぬる食材と合いそうなのでオクラと和(あ)えても美味しそう。
こんぶとなっとうを上に乗せた冷たいお蕎麦もいけそうです。

家庭の中では、出汁を取ったあとの昆布を細切りにして、油揚げとかと一緒に炒めたりしますが、そんな感じの食材です。
筆者が買ったのは、板状の昆布が3枚(55g)で1,000円でした。
ちょっとお高いかな?
ネットで検索すると、この商品と種類は異なりますが、50gで500円くらいから売られています。
北海道や三陸で作られているようです。

ところで、「おさしみ」って・・・「刺身のツマ」なの?
この形状はどうも、刺身の横や下に敷いてある大根の親戚のようです。
お値段を考えると、ちょっと贅沢なツマですね。

ツマとして使わなくても、調理が簡単で料理の仕方も結構幅が広いので、献立のレパートリーを増やすには便利な食材です。

販売者:永田水産
      常呂郡常呂町栄浦216  → 北海道のどこか??

  

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緑のたぬきVSたぬきそば

川口佐和子

前回のブログは、たぬきのイラストが描かれた「ポンポコラーメン」のことを書きました。今回は、たぬきそばの話です。

関東では「たぬきそば」と言えば、天かすや揚げ玉が入ったおそばのことを言います。地方地方で色々なたぬきそばがあり、大阪では油揚げ入りのそば、京都では油揚げ入りそばに`あんかけ`をかけたモノを「たぬきそば」というとか・・・

さて、全国的に有名な「たぬきそば」と言えば、マルちゃんの「緑のたぬき」です。「赤いきつね」との対比で、パッケージカラーのインパクトを考えて、ネーミングされたものと思われます。

生活に密着した定番商品はスーパーマーケットにおいて、チラシの目玉商品に使われることも多く、緑のたぬきも75円〜98円でチラシに掲載されることがよくあります。コンビニでは150円で売られています。

と・・・・ある日セブンイレブンに行くと・・・
「たぬきそば」と書かれた「緑のたぬき」まがいの商品が並んでいるじゃありませんか!!

並んだたぬき2.JPG 並んだたぬき1.JPG
<並んだ`たぬき`横面>    <並んだ`たぬき`フタ面>

写真の左がご存知「緑のたぬき」、右側が「たぬきそば」です。
「緑のたぬきを真似した二流ブランド?」「セブンイレブンのPB(プライベートブランド)?」と思いきや、販売者は東洋水産(マルちゃん)で、緑のたぬきと同じです。

てなことで、食べてみました。 

 てんぷら.JPG    たぬきできあがり.JPG
 <お湯をかける前の天ぷら>  <たぬき、二丁出来上がり!>

「緑のたぬき」は関東人が好きな、カツオエキスたっぷりで、こってりと甘味が強いつゆですが「たぬきそば」はあっさりしています。

「たぬきそば」は天ぷらも小さく、カロリーを押さえるためでしょうか?衣が少ないのが特徴です。そのためか、エビが密集しており、少し固めに仕上がっています。

「緑のたぬき」と「たぬきそば」の違いは他にもいくつかあります。緑のたぬきのカップはプラスチック系の素材、粉末のつゆは小袋に入って、七味もついており、1食101グラム(麺72グラム)、エネルギー480kcalです。一方たぬきそばは、カップが紙製、粉末つゆは直接カップの中に入っており、七味無しで、69グラム(麺55グラム)、312kcalです。

麺の量が少なくカロリーが低い、あっさりしたつゆ、可愛いたぬきのイラストをなどの商品づくりの考え方を見ると、若い女性をターゲットとした商品かと思われます。

価格は緑のたぬきと同じ150円でした。値崩れする市場価格を回避して、コンビニ独自の価格戦略で売り込もうとする政策も見え隠れします。

            たぬきときつね.JPG
            <きつねもあるよ!>

縦型のカップのため、粉末つゆがカップのそこの方に溜まってしまうのが残念です。フタの写真もシズル感が無く、美味しそうに見えないなど問題点もあり、今後、改良の余地はまだまだあるようです。

カップ入りそばの新しい市場開拓を狙ったと思われるこの商品。
さてさて、スーパーマーケットで買い物をしない10代から20代の女性に受け入れられるか?この商品がこれから生き残っていくのか?楽しみに見守っていきたいと思います。

※シズル感:調理の音や食材の香りが伝わってくるような「できたて感」の意味

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三河の国はポンポコポーン

川口佐和子

名古屋方面へ出張が多い昨今(これは単に筆者の仕事の問題です)。
愛知県豊川市の、とあるスーパーマーケットを訪れれば、
これまた素敵なインスタントラーメンが・・・。
その名も「ぽんぽこラーメン」。

超売筋(うれすじ)と言うわけでは無いらしく、棚の下の方に、「わしは長年の定番商品だっ!」という、さりげない威厳を発しながら、たたずんでおられました。
愛知県三河地方では、有名なラーメン?

ポンポコラーメン.JPG
   <なんて素敵な、赤白のストライプ>

キャッチを読むと「お得な6食入り」(日清など他社の製品は5食入り)で、食べると「おなかがポンポコポーン」になるということです。このお得感は、実質を重んじる三河っぽいキャッチです。 

6食入り.JPG ポンポコポーン.JPG
     <これぞ三河魂。6食で260円>

醤油ベースのあっさりした味。はまりそう。

今回は、韓国料理の部隊鍋(プデチゲ)にして食べてみました。部隊鍋は韓国に駐留しているアメリカ軍隊で生まれた、インスタントラーメン入りの鍋です。使う素材を選べば安く作れます。
ハワイで良く食べるスパム(コンビーフ型の皮なしソーセージみたいなお肉の缶詰)やソーセージを入れるのが特徴ですが、今回はこだわって、韓国のスパムを使ってみました。
白菜キムチを入れると、ちょっと材料費が高くなるので、台所に残っていたチゲ鍋の素を使いました。8人でラーメン3袋、お野菜などの金額を入れても、だいたい、一人前200円ぐらいで作れました。

プデチゲ.JPG  スパム.JPG
  <プデチゲ。美味しそ〜でしょ?>      <スパムの缶詰>

上の写真の中では、ソーセージっぽい色をしたものがスパムです。

「ぽんぽこラーメン」は、安くてお腹がポンポコになる、給料日前の頼もしい味方です。

地域のメーカーが作って、地域でしか売られていないインスタントラーメンは、NB(ナショナルブランド)商品に押されて、スーパーの中でお目にかかることが少なくなりました。

これからもポンポコポーンと頑張って、作り続けてもらいたいですね。

製造者:山本製粉株式会社
〒441-0103 愛知県宝飯郡(ほいぐん)小坂井町大字小坂井字八幡田37-1 

<独り言>
筆者が子供の頃は、「恵比寿ラーメン」という商品名の東京風インスタントラーメンを良く食べていましたが・・・・
もう売っていないのかな〜??

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